東京で注文住宅を考えている方の中には、「4月の新学期までに引越したい」「お正月は新居で迎えたい」など、いつまでに新居を完成させたいか決まっているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

注文住宅の完成までには、設計や工事だけでなく、住宅ローン審査などのスケジュールをコントロールできない工程もあります。事前にかかる期間を知って、完成時期に合わせて動き始めましょう。

今回は、東京で注文住宅を建てるときにかかる期間の目安や、家ができるまでの流れ、住宅ローン審査にかかる期間の目安をご紹介します。

注文住宅ができるまでの流れ

注文住宅を建てたいと思ったら、資金計画や土地探しをおこない、打ち合わせや図面作成、工事へと進むことになります。完成までの流れと、かかる期間の目安について解説します。

資金計画・土地探し・打ち合わせ

注文住宅を建てたいと思ったら、まずは条件を整理して予算を立てます。

住宅会社とお客様とで話し合いながら、自己資金＋住宅ローンでどのくらいの資金を用意できるのか決め、理想の住まいと照らし合わせます。

家のイメージや予算がある程度整理できたら、希望のエリアや広さなどに合わせて土地を探します。良い土地が見つかったら、地盤や周辺状況など敷地の調査をおこないます。

土地と資金の目処がたったら、家の間取りや外観などの打ち合わせです。
お客様に納得いただける図面ができたら、お見積りを作成。住宅の基本設計ができて金額（概算）が具体的になれば、住宅ローンの事前審査に申し込みます。
資金計画や打ち合わせを経て、お見積りを提示するまでは、約1～3ヶ月ほどかかります。

契約・図面決定・確認申請

お客様が図面とお見積りに納得できれば、土地や建物の本契約へと進みます。そこから更に細かい間取りや配線図、設備、内装などを話し合い、詳細な図面を作成します。契約から詳細決定までは約1ヶ月～３カ月が目安です。

実際に建物を建てるには、建築基準法などをクリアしているかという建築確認を受ける必要があります。もし修正が必要なら、契約前に予算内でプランを調整することもあります。

本契約が締結すると、住宅ローンの本審査となります。

工事・お引渡し

いよいよ工事がスタートします。
地鎮祭や配筋検査をおこない、上棟となります。途中で構造の中間検査があり、完成したら完了検査やお客様による最終立会検査を経てお引渡しとなります。
工事が始まって完成するまでの期間は約５ヶ月ほどが目安です。

住宅ローン審査に必要な期間

住宅ローンの審査には、「事前審査」と「本審査」があります。
審査が通るのにかかる期間は、スムーズにいけば事前審査で約1週間、本審査で約1～2週間くらいですが、金融機関や契約者によって大きく異なります。

事前審査

事前審査は、住宅の基本設計ができて大体な金額がわかったら申し込みます。年収に対する借入額や、契約者の他の借入金などがチェックされます。もし借入額が大きすぎたり他の借り入れが多かったりすると、審査に長くかかることもあります。
なるべく最初に多くの書類を提出しておくと、追加書類を求められることがなく審査期間を短くすることができる可能性があります。

本審査

本審査は事前審査よりも一般的に長い期間がかかります。土地・建物の本契約がすむと、本審査へと進み、契約者の年収や支払能力などをチェックされることとなります。
事前審査と同様に追加書類が求められると審査期間は長くなりますが、追加書類を求められるということは担当者がローンの承認について本店への説得を試みている可能性もあります。

引越ししたい時期から逆算して計画を立てよう

4月の新学期や、1月のお正月を新居で迎えたいといったように、引越したい時期が明確に決まっている場合、その時期から逆算して計画を立てましょう。
住宅ローンの審査や、工事の完成にかかる時間などはコントロールできないため、引越し時期が決まっていれば早めに動いた方が良いでしょう。

東京世田谷のサクラ工研の家づくりにかかる期間の目安は以下の通りです。

• ご相談から図面の作成とお見積りの提示まで、約1ヶ月
• 打合せ～契約まで３～４ヶ月
• ご契約から図面の詳細決定まで、約1ヶ月
• 建築確認申請から着工まで１～２ヶ月
• 着工から建物のお引渡しまで、約５ヶ月

土地探しから住宅ローンの申請などの資金計画もしっかりサポートしていきますので、東京での家づくりを考えはじめたら、お気軽にご相談ください。